L2は質量の大きい2体を結ぶ線上で、小さい天体の外側に位置する。
例: 地球から見て太陽と反対の位置にある物体は普通、地球よりも長い公転周期を持つ。しかし、太陽に加えて地球の重力からも余計に引っ張られるために公転周期は短くなり、この効果によってL2では公転周期が地球と等しくなっている。
太陽-地球系のL2は宇宙空間での観測を行うのに良い場所である。L2付近にある物体から見ると太陽と地球が同じ方向にあるので、太陽光を遮光したり観測結果の較正を行うのが非常に簡単になる。NASAのWMAPは太陽-地球系のL2で観測を行っている。NASAの次期宇宙望遠鏡であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡も太陽-地球系のL2に置かれる予定である。地球-月系のL2は月の裏側をカバーする通信衛星の位置として都合が良い。
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従星の質量M2が主星M1に比べて非常に小さい場合には、L1とL2はM2からほぼ等しい距離 r の位置になる。これはヒル圏 (Hill sphere) の半径に等しく、以下の式で表される。
ここで R は2体の距離である。
この半径 r は以下のような距離である。すなわち、(M1がなかった場合に)半径 r の円軌道でM2を回る物体の軌道周期は、M2がM1の周囲を回る公転周期の分の1になる。
例:
太陽-地球系: 地球から1,500,000km
地球-月系: 月から61,500km